2015年11月29日日曜日

視察と実行

わたしは

赤い口紅を買った
ベンガル人がイタリア語で書いた本を買った
チェック柄の赤い手帳を買った
ネパールのネックウォーマーを買った
ウールと、毛糸と、フェルトの帽子を買った
黒に近いネイビーのローブコートを買った
銀のピアスを買った
黒いセーターを買った
世界の子どもたちへの寄付月額を増額した
シルヴィ・ギエムのラスト公演のチケットを買った
エナメルの靴を買った
モールで作られたリスとビーバーの人形を買った
ラベンダーとゼラニウムの香りのクリームを買った
ハリスツイードの手袋を買った
オードリーヘップバーンを模したグローブホルダーを買った
家族や友人たちにプレゼントを買った
ピエール・カルダンのキーホルダーを買った
ナイロンとスエードのコンビのリュックサックを買った

クレジットカードさえ持てなかった数年前の自分に復讐するかのごとく、迷ったり迷わなかったりしながら、晩秋、わたしはお金を使っている。
はじめは「もうすぐお誕生月だから」が言い訳だった。
その「お誕生月」も明日で終わる。
夫は内心、呆れているだろうか。買ったものを見せると「いいねー」と笑顔ではあるけれども。

日日、やりくりがたいへんである。
でも何ひとつ後悔しているものはない。
ああ。

「マルクス曰く、生産面の研究と同時に、消費面の視察も必要である」

…明日からも、がんばって、働きます。

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