2015年9月12日土曜日

好物

息子の保育園給食。配布される食材リストに載っている食材を一度、自宅で試してみないと、次のステップ(離乳食/完了食)に進めないのである。もう、あとは鰆、ブリ、おかひじき、コーンフレーク、そして小女子を残すのみ。

小女子である。3日前の晩、きっとベーっと出すだろうなと思って、細かく刻み、青さと混ぜて、ちいさなおにぎりを作ってみた。私は小魚好きなので、山盛りご飯の上にわんさかかけた。「マー」息子が私の茶碗を指差すので、いやきっとベーだよ、と内心苦笑しつつ、一匹口に入れてやった。「ナ、ナナー…」か、感動している。「ンマー、ナナ、ナナー!」力強く指差し、もっとくれとせがむ息子。この日は他にもあれこれ好きそうなものを用意していたのだけれど、「白米(もう軟飯は食べたくないそうです)と小女子以外は食べたくない!」と、他の食べ物は頑なに拒否。けっこう塩分もあるし、もう今日は終わりだと告げると、冷蔵庫を指差し、もっとくれと泣いて訴えてきた。びっくりである。息子は私の茶碗から白米と小女子を幸せそうに食べ、結局、小女子を細かく切って入れたおにぎりは私が食べた。
2日前はお好み焼きだったのだが、夫がご飯に小女子をかけているのを見つけると、フォークを持つ手が止まり右目が光り、夫に歩み寄って(つたい歩き)、ちょうだいちょうだいしていた。
昨日は、小女子ご飯に、オクラと冷奴、かぶと小松菜の味噌汁。どんどん食事が渋くなっている。今日は豚レバーを使ったレバカツをひとくちだけあげた。1才児って、意外といろいろ食べれるんだなぁ。あ、もちろん、小女子も食べました。今日はご飯ひとくちに対し、一匹をそっとご飯にのせて食べさせていたのだけれど、私が国勢調査員の方と玄関先で話している間に、小女子が入った器から(息子から離しておいたのに、気づかれていた)ちいさな指でつまんで嬉しそうに食べていた… 口から3匹の尻尾を出して、ニヤニヤ。どんだけ好きなんだ。ちなみに小女子初日、『クローズアップ現代』では秋刀魚の特集をしていたのだが、秋刀魚が焼ける映像に「アー!!」と大興奮。にまにましながら、目黒の秋刀魚まつりの様子を見ていた。親の食の好みの影響もあるとは思うけれど、そんなに魚好きだったっけ?焼かれたり干されたりした魚の、子どもに全く媚びていないルックス(と言っていいのか?)のせいなのだろうか。

ご飯をもりもり食べたおかげもあって、息子は2週間で2.2cmも身長が伸びていた。これまたびっくりである。とくに顔の、頭の大きさが、なんだかちょっとすごい。からだつきはそうでもないと思うのだが、他の子どもと並んだりすると「1.5倍増量」という言葉が頭をよぎるくらい、お顔がデカい。それで、誰かと目が合うとニコーッと笑うものだから、愛嬌まんてんである。人間としては(生きものとして?)、何より可愛げ(可愛らしさではない)に重点を置いて育ててきたところがあるので、母としては、このまま突き進んでいって欲しいっす。

それにしても小女子ブームである。ふわふわのパンより、焼きすぎた私のトーストを好んで食べたりしていて、がさがさした食感がブームなのかもしれない。食の好みとか、気分とか出てきて、より人間らしくなってきた。「食べない」と首を振られたり、ベーッと出されると、正直ムッとしたりかなしー時もあるけれど、そういうことなんだと自分に言い聞かせております。ううう。
3才のお子さんがいらっしゃる年長クラスの先生が「うちの子はこんにゃくとかまぼこがブームです」と言っていた。「かまぼこの板、ちゅっちゅと吸うくらい好き。おすすめです」「あー、吸いそうだなぁ。このひと、練り物好きそうだなぁ」「目に浮かびますね」。食べ物の話をしていると分かっているらしく、「まま、ナナー」と斜め上を指差した。そこには、息子らがぽんぽんと絵の具を押した画用紙で作ったぶどうが下げてあった。はいはい、帰ってご飯にしよう。デラウエアも大好きな息子であった。

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