2015年7月26日日曜日

夕涼み

保育園の夕涼み会へ行ってきた。いつもの園ではなく、母体である大きな保育園が会場。赤や青のハッピを着た先生に、息子は「あれっ?」という表情。そういう自分も小魚柄のじんべいに、レトロな狛犬模様の手ぬぐいを頭に巻いている。夫も私も、こういう催し物に参加するのは入園式以来。いつもの全園児19名のちいさな園とは違い、人人人の混雑ぶり。子供たちはじんべいとか浴衣などを着ている。大仰なサマードレスを着ているちびっこもいる。父兄もどことなく、いつもよりおしゃれしてきている。私たちはいつもと変わらぬ格好。夫はnaomi & goroの、猫が7匹ほど(洗濯中で定かではない)書かれた一張羅Tシャツを着ていたが。

迷路、ダーツ、牛乳パック積み、さかな釣り、などなど、様々な出店や出し物が用意されている。かき氷やネズミ、龍の顔がくり抜いてあって、写真を撮れる仕組みもある。先生方、準備大変だっただろうなぁ。ありがとうございます。人通りの多さに面食らって、休憩室と書かれた部屋に入ると、あ、同じクラスのメンバー勢揃いである。
「あーほっとする顔ぶれ」「さすが人が多いねー」「この部屋、入園前健診の待合室でしたよね」「あの頃、みんなもっと赤ちゃんでしたよね」
子供たちは、いつもべたべたとくっつきあうのに、ちょっと見つめ合うくらい。お母さんも一緒だし、暑いお外から来たから、涼しいお部屋でゆったりしているのかもしれない。しばらくすると、息子はえっちらおっちらハイハイでRちゃんに近づき、彼女の水風船を「みせろやー」とやっていた。子供たちは、ハッとしたように、その様子を見守っていた。空気が読めない我がファミリー。

2階の廊下の窓から、園庭でのソーラン節を眺める。窓につかまり立ちをしている息子たちに気がついて、先生たちが手を振ってくれた。先生たちは裸足である。先生も踊るのである。息子の手を取って、私も無理やり踊る。イマ風のアレンジのソーラン節である。横で、Sくんは拍手をしていた。それを見て、息子も慌てたように拍手。担任のM先生とS先生は「振りを間違った…ビデオ撮ってるよなぁ」と遠い目だった。

さかな釣りのお部屋。景品のお菓子を取りに行った息子と夫を尻目に、ぼんやりしていたら、保育園のエプロンをした女性に声をかけられた。「せんせい?」と咄嗟に笑顔を作ったら、「せんせいじゃないですよ!覚えてるかなぁ、支援センターで…」あっ、今年の初め、この保育園の一角にある支援センターで会ったお母さんなのだった。私はその時だけしか支援センターを利用しなかった。自分には合わないかもしれないと思ったからだったが、その時に保育園についてお話ししたお母さん2人のことは時々、どうしてるかなぁ、と思っていた。気が合う感じがあって、話が楽しかったからである。
「おおおー覚えてますよ!ここの園に入ったんですね!」「そうなんですよ〜」「私、あの後一度も支援センター行かなくて…あの、もうひとりのお母さん、どうしてるかなぁ」すると、横から「あれ?こんにちはー」と、そのお母さんが。おお、なんたる偶然。彼女は、別の保育園の見学でも一緒だったのである。二人とも今、同じ0才児クラスの委員をしているとのことだった。また会えてうれしい。きっとまた会えますね、と話して、お別れした。

たのしい1日だった。息子は上機嫌で、笑顔を振りまいた。交流保育や土曜保育でこの保育園にも来ている息子は、顔見知りの先生がたくさんいた。ちゃんと顔を見分けているんだねえ。手ぬぐいの鉢巻(夫に言わせると”ややスーテン巻き”=アメリカのハードコアバンドSuicidai Tendencies巻き)と小魚柄じんべい、それにぷくぷくのほっぺた(でかい顔)が注目度まんてんの息子は、初めて会う人たちにも声をかけられていた。昭和の赤ちゃん、そんな風情が新鮮だったのかもしれない。

とても暑い日だった。テイクアウトのインドカレーを買って、家へ帰り、家族3人、楽しくナンを食べた。そろそろお風呂に入ろうかと思っていた頃、玄関チャイムが鳴った。はす向かいの部屋に住む女性で「トイレを貸してください」と言う。あやしい。「主人が入っていてー」と断ったが、夫に外へ出て様子を見てきてくれるよう頼んだ。彼女は、だんなさんが具合が悪くて仕事を早退したものの連絡が取れず帰ってきてみたら内ロックがしてあって家へ入れない、と言う。それで、トイレを使ってもらって、どうしたもんかと話し合った。思わぬことで、じんべい姿で外へ連れ出された息子は、「こうしたらいいんじゃないか?」と自らの案を出すかのように、アーアーとお話する。結局、彼女のご友人が来てくれたので、私たちは「何かあったら遠慮なく言ってください」と言って退散した。息子は、ちょっと楽しくなっちゃって、なかなか眠らなかった。その後、どうなったのかなぁ。

もう2時間、息子は眠り続けている。この部屋、日中、ものすごく暑くなるのである。エアコン扇風機をつけていても、かるーく31度は越えていく。おでかけするにも暑い。ああ、夕方までどうしようかな。鼻をずびずび言わせ、時どき咳をしつつも健やかに、息子は眠っている。さて母ちゃんは、そうめんでも茹でるか。

0 件のコメント:

コメントを投稿