2014年12月19日金曜日

発展途上お母さん

悩みになる前のちいさな気がかりが集まって、悩みになる。その新しき悩みらしきものに振り回されて疲れ果てる4日間を過ごした。人間の子を育てる、とは、とは、とは…

DAY 1
予防接種。初めて3本(4種混合、ヒブ、肺炎球菌)打ってもらう。いつものように打たれた時だけ泣いたけれど、特に変わりなし。それが午後に入って、やたらと泣くようになった。いや、いつも泣くのだけれど、やたら甘えたがって、ちょっといつもと違うな、とは感じていた。こまめに体温を測って、問題なさそうだから、お風呂にも入れた。それが深夜1時過ぎ、おっぱいをあげながら何気なく頭を撫でたら、熱い。測ると39℃。肺炎球菌の予防接種の副反応として発熱がある、と冊子などで読んでいたけれど、前回はそんなこともなく。だからとても驚いた。小児緊急ダイヤルに電話する。受付時間は18時から24時までだという。夜中にやらなくて何が緊急ダイヤルだ、と思いながら、実家の母に相談。保冷剤で頭を冷やし、朝まで様子を見ることにした。長い夜。暗くて寒い。息子は30分〜1時間おきに目を覚まし、おっぱいを求める。だいじょうぶ、だいじょうぶ、と息子と自分に言い聞かせる。

DAY 2
朝が来て、予防接種を受けた小児科へ電話。「心配なら連れてきてください」という。お昼まで様子を見て受診するか決めることにする。一旦下がりかけた熱が昼前に38.9℃。念のため受診することに。お洋服だけでも元気なものをと黄色のお洋服に緑のスタイをさせて、息子を小児科へ連れていく。雨。小児科は咳をした子どもでいっぱい。看護婦さんが気を利かせて、私たちを別室へ案内してくれた。
「ほっといてだいじょうぶ。明日には下がるよ。でももし明日の朝、熱があったら、必ず連れてくること。何か他に心配なことある?」と先生はさらっと言った。私の妹は自分の息子が熱を出しても「解熱剤で熱を下げたって、何の解決にもならない。よっぽどつらそうだったら使うけど。熱と闘わせる」と言う。その姿を見てきたから、発熱は怖いとは思わない。怖いのは予防接種の後だったから。先生の口調と表情から、あ、だいじょうぶなんだな、と私は思った。薬を出す様子もない。それも(私には)よかった。
夕方になって熱が下がり始める。ようやく笑顔も戻って、おしゃべりも再開。大人になるって大変だねえ。

DAY 3、4
育児相談。私はずっと母乳とミルクの混合で息子を育てていたのだが、4ヶ月を目前に、図らずも母乳だけになっていたのだ。3、4ヶ月検診でこのままでいいのか相談したところ、1ヶ月そのまま母乳だけでやってみて、1ヶ月後の育児相談で体重の増えをみて考えよう、ということになったのである。
今はどこでも完全母乳が推奨されている。ミルクで育てたって赤ちゃんは何の問題もなく育つのだけれど、ミルクはどことなくマイナスのイメージで語られることが多いように思う(それは母乳と比べてということだけど。そして個人的な印象だけども)。私も頭では分かっているのだが、ミルクを足していくことにあまり積極的ではなかった。なんなんでしょうね、このこびりついた思いは。おっぱいだけでやれない自分が母親として劣っているような気になるというか。そんなのただの自意識の問題で、息子には関係ない話なのだけど。だから、母乳だけでいける!となった時には大きな喜びがあった。密かに、密かに。
このことを夫に話してみたところ、全くピンとこない様子。彼にとっては、息子が元気に育ってくれることが一番。ミルクか母乳かは特に問題ではないそうだ。そりゃそうなんだけどね。

1ヶ月経ってどうだったか。何と体重が260gも減ってしまっていた。身長は2㎝伸びていたのに。カウプ指数(成人のBMIのようなもの)は「痩せ気味」のど真ん中。おー、そうだったのね。もう躊躇なくミルクを足すしかない。保健師さんや助産師さんと相談して、1日3〜4回80mlずつ足すことになった。
話は単純なのだが、簡単にことは進まない。育児相談など、新たなアドバイスをいただいた後、私は必ず混乱する。アドバイスの直後は「ああ、これはいいアドバイスをいただいた。相談してよかったー!」と思うのだが、実際やってみると、なかなか思うようにうまくいかない。自分の思いや考えと、アドバイス(理想)、実情がすれ違い、大いに混乱して疲弊する。この日は、思うように授乳の間隔も開かず、息子もよく泣いて「もーどーしたらいーのかー!」と叫んでしまった。
助産師さんに「疲れてない?」と言われたけれど、そうかもしれない。最近、ちょっと頑張り過ぎていたかもなぁ。というわけで、昨日は夕飯作りをサボって、息子と夕方をのんびり過ごした。「ごめんね。お母さんはいろいろ混乱しちゃってさ。器が小さくてごめんよ。もう大丈夫だからね」と息子の右手をとって謝った。お母さんになるって大変だなぁ。

そして今日。まだまだ母乳とミルクのタイミングがつかめてはいないけど、私たちらしく明るく1日を過ごせた。足す量も回数もこだわらずに、息子の様子を見てやっていくことにした。どーんとしていなくちゃね。息子は、1日ミルクを足しただけなのに、心なしか顔がぷっくりしてきたような。抱き上げるとずっしり重いような。

このブログは午前と今(夕方)と2回に分けて書いている。なぜこんなに事細かに記したかというと、息子が生まれたばかりの頃、泣き止まないことに疲れてしまって、うっかり魔が差して、インターネットで「泣き止まない 赤ちゃん」などと検索してしまったことがあった。結果として、ものすごく後悔した。余計に目の前が暗くなった。なので、もし誰かが「母乳 ミルク」などと検索をかけて、このブログが出てきた時に「こんないい加減な感じでも、赤ちゃんは元気に育っているみたい」と思ってもらえればなぁと。強気の私だけど、経験したことのないあれこれに、自分の深部をじっくり見るような思い。いつも。

あ、もう息子が飽きてきた。コンビラックの上で泣きそうである。今日はここまで。

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