2014年11月29日土曜日

life

昨日、夕食を終えてMacを開いたら、息子が泣き出した。夫が抱いてあやしてくれていたが、まったく泣き止まず。文章に集中しようとするものの、気になって気になって、思うように進まない。自分に課した30分がやってきて、私はMacを閉じた。何をやっているんだか。何のためのブログなんだか。胃袋がぐいっとねじれるようだった。夫は出かけて、私たちは2人になった。4ヶ月の赤ちゃんと言えども、もうこちらの言うことは分かっている。息子に「勝手ですみません」と謝った。コンビラックに座らせて、目の前で歯を磨いて見せると、息子は笑った。自分の右のこぶしを口の中に入れたり出したりして、歯磨きのまねをしているようだった。いつものように一緒にお風呂に入って、一緒に眠った。

午前5時。息子が目を覚ました。ぐずぐず言っていたので、カーテンを開ける。外はほんの少し明るくなっていて、それを確認すると、にっこり笑った。朝が好きなのね。そんなに朝がいいものだとは、知らなかった。
先ほどまた泣いたので、布で巻いた息子を抱いて外へ出た。土曜日の朝は静かで、誰もいない。雨上がりの道路はしっとり濡れて、地上に落ち潰れた柿の匂いが濃くした。灰色と白の二層の雲は時おりライトブルーの空をのぞかせながら、のったりとだるそうに流れていく。私たちはチェーンをまたいで、アパートの前の空き地に入った。地面にびっしり雑草が生えている。その鮮やかな緑色。出産後、視力が悪くなったかのように感じたこともあった。しかし最近、色覚が鋭くなっているように感じる。特に、草木の緑はあまりにバリエーションに富んでいて見入ってしまう。無言の私を「どうした」というように見上げる息子。ああごめんね、お母さんは地面の緑があまりにきれいすぎてさ、などと息子に話すと、もう彼の瞳の中に私はいない。代わりにその視線の先に一羽のセキレイが遊んでいた。その尾の白さ。なんて清潔な白なんだろう。

息子はこの世に現れて4ヶ月。自分の主張がしっかりある。好きなもの、お気に入りが少しずつ増えてきた。すてきなことを内側にどんどん積み上げて、赤ちゃんは人間になっていくんだな。まさか自分がお母さんになるなんて、思わなかった。人間の成長を間近で見ることができるなんて。

人生、わからないものですね。

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